歯科矯正、歯列矯正、矯正歯科の微妙な違い
日本語って紛らわしい。たとえばこの歯科矯正ってのもそう。矯正歯科って呼ぶ人もいれば歯列矯正って呼ぶ人もいて、3つの違いは何なのよ!?と訊ねても、なるほどと唸らせてくれるような解答はなかなか得られないから腹が立つ。そのまま流すこともできないので(性格上)、自分で調べてみた。
●歯科矯正:歯医者さんにあるための大学生が矯正歯科治療学を学ぶときの教科書には“歯科矯正学”とか“新編歯科矯正学”なんて書かれてるそうな。教科書=学術分野の管理=文部科学省になるわけで、文部科学省的に言うなら“歯科矯正”って言葉が正式名称なんだと。
●矯正歯科:歯医者さんのための法律、歯科医師法によると、歯科医院に掲げることができる診療科目には“一般歯科”“小児歯科”“口腔外科”“矯正歯科”の4つがあるらしい。つまり、診療科目を歯科医院の看板に明記するなら、それ以外の名称はダメってこと。で、この歯科医療法を管理しているのは厚生労働省なわけで、厚生労働省的に言うなら“矯正歯科”が正式名称ってことになる。
●歯列矯正:こちらはどこの省にとっても、あるいはどんな専門分野にとっても正式名称じゃないんだと。でも、パンピーの私らには一番イメージがしやすい呼び方でもある。歯列矯正。歯並びを矯正する。ガタガタの歯をピシッと揃える……そんなイメージはどこのお偉いさんが決めたかわからない“正式名称”よりも一番ドンピシャなのがこの歯列矯正って言葉。 へぇ〜、行なわれる治療は同じなのに、“管轄”によって呼び方が違うだなんてね。権力嫌いの私は間違いなく“歯列矯正”って呼び方を支持するよ。
気になる歯科矯正の費用
そういえばアメリカでは特に歯並びを気にするよね。小学校ではかなり多くの子供たちが歯科矯正のための器具を装着してたっけ(まるで見てきたようだって?実際見てきたんだからいいじゃないさ)。おもしろいモノで、どこの家庭でも子供の歯並びを気にするから、ガタガタのまんま大人になると、結構回りから奇異な目で見られる。 “えええ、なんで子供のときに矯正しなかったの!?” そして、実際そうじゃなくても、勝手に理由付けされたりする。 “経済的理由からに違いないわ” “本質的に家庭に問題があったのかもよ”って、大きなお世話だ! 幸い日本ではそこまで“ピシッと揃ってる歯”への強い執着はないけど、揃ってないより揃ってるほうが様々な場面で“イイ”ことが多い。 でも、どれだけいろんなイイことがあるって言っても、要は費用よ、費用。どんだけかかるのか知っておかなきゃ。なんせこれ、今のところ保険適用外の治療になるからさ、全額自己負担なわけよ。 で、またまた調べてみた。地域格差、あるんだろうなぁ。たとえば東京ではほとんど100万円以上。何しろ、治療期間が長いから、結構なお値段になっちまうらしい。
高額医療費は医療費控除の対象よ〜
保険はきかないけど、高額医療費を支払ったら、確定申告で医療費控除を受けられる。つまりね、この手続をちゃんとしておけば、少しくらいは税金をバックしてもらえるってこと。医療費控除ができるのは“1年間で10万円以上を支払った”場合で、申請には必ず領収証とかが必要なんだって。しかも、通院費や治療のための医薬品代金なんかも“医療費”として見なされてるらしいから、病院に行くなら、取りあえず片っ端から領収証は保管しておくのがいいかもしれない。こちらが躊躇しちまうような代金まで“医療費です、それ”って教えてもらっちゃうと、少しくらいは“治療は痛かったけど我慢してよかった”って思えるかも。確定申告は毎年2月16日〜3月15日までよぉ〜。歯科矯正の費用は高額だから、必ず医療費控除の申請をお忘れなくぅ〜。
マウスピースで歯科矯正!?
最近じゃいろんな分野で技術がどんどん開発されていくから、頭の中にある情報だって小まめに更新していかないと“時代遅れぇ〜”とか“頭、古っ!”なんてバカにされちゃう。歯科矯正治療の方法もあたしゃ“針金をはめるヤツでしょ?ほれ、なんか飛雄馬がつけてた養成ギブスみたいなヤツ”がオンリーの方法だと思ってたけど、今はマウスピース型なんてのも開発されてるらしい。マウスピースの便利な点は、まずは目立ちにくい、脱着が楽、ハメっぱなしじゃなくていいので人前では外してOK……なんだとか。子供はね、いいのよ、普通のヤツで。でも、大人になってから歯科矯正する場合はね、お仕事もあるでしょ、おデートもあるでしょ、だからこういう“脱着簡単!目立ちにくい!”なんて治療法はとてもありがたいわけ。ちなみにぃ〜、芸能人やモデルさんでも、実はこの方法で歯科矯正をしている人がいるんだと。